猫と正月に飛行機で帰省できる?予約や料金は?キャリーの選び方は?

お正月飛行機で帰省する予定の方が多いと思います。

もし猫を一緒に連れて行きたいと思った時、飛行機に猫を乗せても大丈夫なのでしょうか?

 

まず大前提として言いたいのは、可能な限り飛行機に猫を乗せるのはやめましょう、ということです。

 

新幹線では駄目ですか?

ペットホテルに預けたり、ペットシッターを利用することはできませんか?

そのどれも駄目な時の最終手段として、飛行機を選んで欲しいと思います。

 

この記事では、そもそも飛行機で猫を輸送できるのか、事故が起きたらどうするのか、キャリーバッグの選び方など詳しく解説します。

猫は飛行機で輸送できるの?

結論から言うと、大抵の大手航空会社では、猫を飛行機で輸送することは可能です!

ただし!

猫の飛行機での移動は、騒音や気圧の変化が激しく体に大きな負担がかかるため、

できるだけ避けるようにとASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)では勧めています。

 

でも、沖縄や北海道、九州間の移動など、距離が長い場合はやっぱり飛行機を利用したいですよね?

 

猫を飛行機で輸送する方法は、航空会社によってそれぞれ規約がありますので、良く確認してから利用することが大切です。

格安航空会社(LCC)では猫を輸送できない場合もありますのでご注意下さい。

 

それでは、猫を飛行機で輸送する流れを見ていきましょう。

猫を飛行機で輸送する方法・流れは?

国内の大手航空会社では、公式サイトで猫の輸送の流れを公開しています。

ここでは、JALとANAについてご説明します。

日本航空(JAL)の場合

ペットとおでかけサービスというものがあります。詳しくは、公式サイトをご覧下さい。

★料金

ペットケージ1個1区間あたり3,000円~6,000円

※路線により料金が異なる

★ペット料金事前支払いサービス

搭乗日の前日までに、ペット料金をクレジットカートで事前に支払うことができます。

JALホームページでのみ受付となります。

先に搭乗の飛行機を予約してからペットの申し込みをします。

★輸送の流れ

猫を預ける前に、輸送環境注意事項事前に確認する

ペットのお預けに関する同意書を用意する

空港カウンターにもありますが、事前の記入がお勧めです!

同意書のダウンロードはこちら から。

手荷物カウンター内にあるペットとおでかけサービスカウンターで受け付け

事前支払いサービスを利用しない人料金の支払いをし、同意書の確認をします。

出発時刻の30分前までにチェックイン

特にお正月は大勢の人が移動するため、空港が大混雑することが予想されます。

できれば搭乗の2時間前までには空港に到着しておきたいですね。

猫を預ける

可能な限り空調の効いた屋内で保管するとのことです。

飛行機で輸送

猫は飛行機の貨物室で運ばれます。

到着空港で猫を受け取り

手荷物受け取りエリアで係員が直接渡してくれます。

全日空(ANA)の場合

ペットをお連れのお客様 [国内線]のページから詳しく見ることができます。

★料金

ペットケージ1個1区間あたり 6,000円一部路線は4,000円

★事前予約サービス

搭乗日の前日までに、ANAのウェブサイトかANA国内線予約・案内センターで予約することができます。

ウェブサイトでの登録方法

まず、飛行機の予約を完了させる必要があります。

その後、[予約完了]または、[予約詳細]の「サポート/サービス情報」タブから登録画面に進みます。

ANA国内線予約・案内センターでの予約方法

こちらのページへアクセスし、電話番号をお確かめの上予約して下さい。

★輸送の流れ

流れはJALと殆ど同じです。

同意書のダウンロードはこちらから。

とにかく、お正月のように混雑する時期は余裕を持って行動することが大事ですね。

猫を機内持ち込みはできる?

残念ながら、国内線では猫の機内持ち込みはできないようです。(※2017年現在)

ストレスを軽減する方法は?

車移動と同じく、飛行機でも酔ってしまう猫は少なくないようです。

出発の2~3時間前までには食事を終わらせておくようにしましょう。

酔いやすい猫には酔い止め薬を与えるのも有効です。

動物病院で処方してもらえると思いますので、獣医師さんに相談してみて下さい。

 

快適な移動をするため、お気に入りの毛布をキャリーに入れるなどすれば良いですね!

キャリーの中にはペットシーツや毛布を敷く他、給水器を設置しておくことをおすすめします。

冬場は寒いので、ペット用カイロを用意するのも良いそうです。

(※因みに、寒い冬よりも暑い夏の方が猫を含むペットには危険です)

 

また、飛行機に乗せる前にキャリーに慣れさせておくことも大切です。

猫を飛行機で輸送中、万が一事故が起こったら?

実際に、飛行機でのペット(猫を含む)の死亡事故は過去に起こっています。

しかし、輸送中に猫が死亡しても、航空会社では一切責任を取りません。

実は「同意書」の中に、こんな文言が含まれているんです。(※JALの場合)

私は貴社航空便による私のペットの運送に当たり、当該運送中に発生したペットの死傷について、その原因が自然的原因(航空機内の気圧や温度等の変化を含む)、動物自身もしくは他の動物のウィルス・微生物による感染、梱包の欠損にある場合、貴社に対して一切の責任を問わないことに同意いたします。

悲しいことに、現実は「自己責任」となってしまうのです。

猫と一緒に空港までタクシーで行く方法は?

飛行機で帰省するのなら、空港までタクシーを使う事も多いのではないでしょうか?

そこで気になるのは、猫をタクシーに乗せるのに予約は必要かということ。

 

基本的に、タクシーでの猫の輸送は予約なしで可能であり、法的には乗車拒否できないようです。

しかし、最低限の配慮は必要ですね。

タクシーを手配する際に、猫も一緒に乗ることを伝えると親切でしょう。

 

もちろん、乗車中はキャリーから出さないようにし、膝の上に載せておけば安心です。

猫を飛行機で輸送する際のキャリーバッグの選び方は?

キャリーバッグは、できれば自分で準備しておきましょう。

IATA(国際航空運送協会)の規定に準じたキャリーバッグを使用します。

航空会社のホームページでは、以下のような条件を記載しています。(ANAの場合)

●硬いプラスチックや金属など、強度のある素材でつくられ、頑丈で屋根がついた航空輸送に耐えうるケージ。

●布製のキャリーバックや厚紙、ダンボールなどでつくられたものは受託できません。

車輪付きの場合は、取り外しが可能なもの、もしくは車輪が固定できるもの。

側面に換気用の窓が備わっているのなど、通気性のあるもの。

ペットがケージの中で立つ、座る、寝そべる、回転できるなど、十分に動けるスペースがあるもの。

※ペットケージには名前を書いておくことをおすすめいたします。

※ペットケージ内には動物用のペットシーツをご用意ください。

※ポンプなどを作動させる発電装置が装備されているものは受託できません。

 

ネット通販でも飛行機輸送専用のキャリーを購入出来ますので、色々比較してみて下さいね!

楽天市場はこちらから。

まとめ

いかがでしたか?

もし飛行機で猫と一緒に帰省することを決断されたのであれば、十分な準備をしてあげて下さいね!

 

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