この記事に辿り着いたあなたは、
「猫を飼いたいけど何だか不安だなあ」
「世話するの大変そうだなあ」
と、心配しているのではないですか?
今回は、そんなあなたの疑問にお答えしつつ、猫を飼って後悔しないための心構えをお伝えしようと思います。
猫を飼うことの幸せの裏に必ずあるデメリット。
今知っておくか知らないでおくかによって今後の生活が変わってきますから、真剣に考えてみて下さいね!
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猫を飼うのは実際大変なの?
では、実際猫を飼うのが大変か、大変じゃないかどちらでしょうか?
答えは・・・
大変です!
でも大変じゃないです!
「えー、いったいどっちなの!?」と、怒らないで下さいね(^_^;)
どちらの答えになるかは、あなたの気持ち次第で全く変わってくるんです。
どういうことでしょうか?
簡単に言えば、猫を飼って幸せな人とは、「猫のために自分を犠牲にできる人」なんです。
しかも自分では「犠牲」だとは思っていません。猫のためなら「当然」と思っています。
しかし、全て精神論で片付けられないことも事実。
事前に猫を飼うことのデメリットを知っておかないと、人生崩壊することになりかねません。
猫を飼うことの5つのデメリットとは?
それでは具体的に、「猫を飼うとこんな事が大変!」という事実を5つお伝えしていきましょう。
もちろん猫には個性がありますから、全ての猫に当てはまるというわけではありませんが、最低限は覚えておいた方が良いという事例を挙げてみました。
自分の時間が削られる(世話に手間がかかる)
猫を飼うと、生活の全てが「猫中心」になります。
そうすると自分のプライベートな時間も削られることになるのです。
猫のお世話というとどんな事があるのでしょうか?
◆猫のお世話-毎日やること
●トイレ掃除:
最低でも朝、昼、晩のご飯のあとに必ず掃除をします。我が家では朝起きたあと、寝る前と合計5回は排泄物の処理をすることにしています。
●ごはんの準備:
猫の年齢や健康状態によって食べる頻度は変わりますが、我が家では1日3食、人間より30分くらい早くごはんをあげるようにしています。
●遊び相手:
特に若いうちは遊びたがります。我が家の三姉妹猫は、一匹が特に遊びが大好きで、1日最低3回はおもちゃを運んできます。
一回15分くらい遊びますし、三匹順番に遊ぶとなるとけっこうな時間を取られることになるんです。
◆猫のお世話-たまにやること(できれば毎日)
●ブラッシング:
短毛種であればブラッシングは殆ど必要ありませんが、長毛種は毎日やった方が良いと思います。
短毛種でも、夏期は毛が抜けやすいので頻度を増やした方が良いでしょう。
●爪切り:
爪切りは何日に一回という決まりはありませんが、よく観察しておき、爪の先が鋭くなってきたらこまめに切る必要があります。
●歯磨き:
理想は毎日なのですが、なかなか難しいという方は2,3日置きでもやった方が良いですね。
因みに、お風呂は我が家では入れません。入れる必要がないからです。
基本的に猫はお風呂は入れなくて良いと思いますが、猫によってはお風呂が大好きだったりするので、その場合はもう少し手間がかかりますね。
お金がかかる
今では20年近く生きる猫、長生きするだけお金もかかりますよね。
ちまたでは「15年生きて80万円前後」と言われていますが、実際はもっとかかると思います。
私なりに計算したところ、生涯でかかるお金は一匹170万円でした。
どんな計算になるかは、こちらの記事をご覧下さい↓
猫の費用に関するまとめはこちら!
家具や自分に傷ができる
猫は爪が鋭い生き物です。いくら爪研ぎをしてあげても、柔らかいカーペットやクッションなどは引っかかれるとボロボロになってしまいます。
ただ、どんな猫でも布類をボロボロにするというわけではありません。
我が家の三姉妹猫は、基本的に段ボール製の爪研ぎ器以外で爪研ぎすることはないんです。
こればかりは個性というか、「運」でしょうか。実際に飼ってみないと分らないかもしれません。
傷ができるのは家具だけではありません。
「自分」にも傷ができるんです。
床でゴロゴロして油断すると……猫がとつぜんガブッ!なんてことがあります。
「甘噛み」といえども猫の歯は鋭いですから、下手したら腕や脚に穴が空きます(^_^;)
抱っこした時に腕を引っ掻かれることもありますし、生傷は絶えないと思っておいた方が良いでしょう。
寝不足になる
猫は人間のベッドに潜り込んで添い寝することがよくあります。
猫の添い寝に関する記事はこちら!
猫と一緒に寝ることは、飼い主にとって一番の楽しみといえるかもしれません。
しかし、幸せである反面、必ず寝不足になります。特に慣れるまでは全く熟睡できません。
更に、猫は朝起きるのが非常に早いんです!
猫の早起きに関する記事はこちら!
猫は『薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)』ですから、薄暗いうちから起きて飼い主も一緒に起こそうとします。
夏なら朝4時頃、冬でも朝6時前には暴れ出すでしょう。
うまく躾ければ人間の生活リズムに合わせてもらうこともできますが、特に飼い始めは慢性的な寝不足に悩まされることになります。
猫が病気になる
猫は動物ですから、当然病気にもかかります。
たとえ病気にならなくても、毎年のワクチン接種や健康診断で一匹1万円前後はかかってしまいます。
ただ、猫の種類によっては病気にかかりにくい種類もあるんです。
それはズバリ・・・雑種です!!
猫の雑種を完全室内飼いにすれば、病気にかかるリスクはぐんと低くなるのでお勧めです^^
猫を飼って後悔しないための心構えとは?
何のためにわざわざデメリットをお伝えしたのかというと、あなたに「猫を飼って後悔してほしくないから」なんです。
もしもあなたが、
「えー、そんなのめんどくさい」とか「猫にお金と時間をかけたくないなぁ」なんて思っていたら、
猫を飼うことは絶対にやめましょう。
逆に、
「そんなの当然でしょ!」と思ったのであれば、飼っても大丈夫だと思います(^^)
迷っているようであれば絶対にあとで後悔すると思いますし、「何とかなるよ」とは言いません。
それくらい、猫を飼うのは「覚悟が必要」ということなんです。
まとめ
↑我が家の愛猫:リン(手前)とラム(奥)
- 猫を飼うのが「大変」か「大変じゃない」かはあなたの気持ち次第
- 迷っているうちは猫を飼うのはやめましょう
いかがでしたか?
猫を飼うことはたくさん大変なこともあるけれど、それを全て打ち消すような幸せ・癒しがたくさんあります。
ぜひ猫を飼うことの幸せ・癒しを噛みしめてもらいたい、そんな気持ちで書きました。
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです(^o^)