冬になると、猫を触ったとたんに「バチバチッ!」と静電気が起こることはありませんか?
我が家の三姉妹猫たちもみんなすごい静電気が起こるんです。
この静電気の一番の原因は「空気の乾燥」です。
空気の乾燥と聞けば「冬」を思い浮かべますが、実は一番乾燥する季節は「春」なんです。
冬~春(5月くらいまで)の長い間、猫を触る度にバチバチしていたら猫も飼い主も困ってしまいますよね。
この記事では、猫に静電気が発生する原因と、静電気を防止する効果的な対策について解説します!
冬から春、猫に静電気が発生する原因は?
冬から春に静電気が起こりやすい理由は?
冒頭でも書いた通り、静電気の原因は「空気の乾燥」にあります。
夏は常に湿度が高いため、人間や猫にたまった静電気は空気中の水分に向けて放電されます。
何故なら、水は電気を通しやすいからです。
一方、冬と春は空気が乾燥しているので、体に溜まった静電気は放電されずに溜まったままとなってしまうのです。
猫に静電気が起こりやすい原因は?
静電気を発生させる原因として、乾燥の他に「摩擦」があります。
冬はとにかく温かい毛布やカーペットを使いますよね?
近年は天然素材よりも化学繊維(ポリエステルやナイロン)が多く用いられていますが、これが静電気の元となります。
猫が化学繊維のカーペットの上でゴロゴロすると、被毛全体が「べったり」するくらい静電気を発生させるんです。
人間も静電気を溜めやすい体質ですから、猫を触った瞬間に「放電」し、バチッ!と音が鳴って痛い思いをすることになります。
つまり、猫と人間のどちらかでも体に静電気を溜めないようにすれば良いということですね。
猫の静電気を予防する5つの対策とは?
それでは、具体的にどうすれば静電気を予防できるのか、詳しく見ていきましょう!
ここでは5つご紹介します。
【人間側の対策】ハンドクリームを塗る
猫自体に静電気対策をするのは難しいので、まずは飼い主ができることから始めていきましょう。
いちばん簡単なのは、ハンドクリームを付けることです。
これなら普段からやっている人も多いのではないでしょうか?
ただ、一度つけてもすぐに乾いてしまうので、定期的に塗ると良いですね。
【部屋の乾燥対策】洗濯物の部屋干しをする
部屋の乾燥防止といえば、まっさきに「加湿器」を思い浮かべると思います。
しかし個人的な経験上、加湿器はあまり強い効果を実感できません。
洗濯物や濡れたバスタオルはかなりの効果がありますよ。
これも案外すぐ乾いてしまうので、加湿器とセットで使用すればより効果が上がると思います。
【猫自身の対策】濡れタオルやウェットシートで猫の体を拭く
濡れタオルを使う場合は、ちょっと硬めに絞ってから拭いてあげましょう。
水が嫌いな猫もいますから。
濡れタオルを使用すれば飼い主の手も濡れて潤いますし、一石二鳥ですね^^
また、ブラッシングする時も少し濡らしてから行えば静電気予防になります。
【静電気発生源対策】化学繊維素材よりも木綿素材を使う
静電気を発生させる原因として、「猫と化学繊維の摩擦」があります。
カーペットや毛布は、ポリエステルなどの化学繊維を使わずに「木綿(コットン)」素材に変更してみましょう。
コットンカーペットなら、冬だけでなく暖かい春も触り心地が良いですね♪
【最後の手段】静電気防止グッズを使う
今まで挙げた4つの対策を行えば、かなりの静電気対策にはなると思います。
これでも効果が出ないとか、ちょっと不安という方は、「静電気防止グッズ」を利用してみましょう。
- 静電気除去用のペットネックレス
- 静電気防止のペット用ブラシ
- 静電気防止スプレー
など、さまざまなグッズが販売されていますので、アマゾンなどで比べてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
猫は自分自身で静電気防止対策をすることができませんので、飼い主がやってあげて下さいね。
そうすればお互いに気持ち良く、「もふもふライフ」を過ごすことができることでしょう(^o^)