猫の寒さ対策は?寒さの見分け方とオススメの暖房器具は?
猫は一般的に寒いのが苦手と言われています。
実際はどうなのでしょうか?室温が何度くらいから暖房器具を用意すれば良いのか気になりますよね。
因みに私の住む青森県では、9月でも朝晩は一桁の気温になることもありますから、できれば残暑の頃から寒さ対策は頭に入れておきたいところです。
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猫が寒いと感じているか見分ける方法は?
猫は言葉を話さないので、寒いかどうかは猫の「しぐさ」や「行動」から判断する必要があります。
おもに、以下の「4つ」があります。
- 背中を丸める
- 布団の中や人の膝の上、ホットカーペットの上、ストーブの前に移動する
- よく食べるようになる
- 毛を逆立てたり、身体を膨らませる
このような猫の姿を見たら、暖房を用意してあげたり、暖房の設定温度を少しだけ上げてみましょう。
暖房器具を使用する室温の目安は?
猫にとっての最適な室温は「20℃~23℃」と言われていますが、これは人間とほぼ同じですよね。
室温が18℃を切るようになったらいよいよ暖房を付けることを検討しましょう。
猫専用の暖房器具は必要?
人間が寒いと感じた時はよほど偏屈(?)でなければ暖房を付けると思いますので、飼い主と猫が同じ部屋で暮らすのであれば、猫専用の暖房器具は付けなくても良いと思います。
ただし部屋が異なる場合、猫専用暖房を考えても良いかもしれません。
たとえば、猫部屋を作ってそこから出さない場合ですね。
子猫や病気中の猫、老猫は少し設定温度を上げる
健康的な成猫であれば多少寒くても耐えられますが、身体が弱い猫は普通よりもちょっと温かくしてあげた方が良いですね。
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時期別、猫にオススメの暖房器具は?
それでは、具体的に「どんな暖房器具」を使えば良いか見ていきましょう。
「寒くなったばかりの時期&春先」と、「真冬」では暖房器具が変わってきます。
寒くなったばかりの時期と春先の暖房器具は?
秋口~冬のはじめと春先は、暖房をわざわざつけなくても猫ベッドを工夫するだけで良いです。
段ボールにフリース生地等の毛布を敷き、窓から離すだけで十分温かく過ごせます。
真冬の暖房器具は?
真冬にオススメの暖房器具は、主に3つ挙げられます。
※「真冬」の定義がいつなのかは、地域によって全然違うので一概には言えませんが、やはり室温が10℃近くまで下がったら真冬と言っても良さそうです。
エアコン
近年の暖房器具で最もメジャーと言えます。
温度調節は一番簡単ですが、心配事は部屋の乾燥。こちらも人間が快適な60%前後が良いですね。
湯たんぽ
人間用と猫専用のどちらも使用できます。
猫のお腹が温まるように入れてあげましょう^^
ホットカーペット
猫専用のホットカーペットもありますので、冷え込みが厳しい日に使用すると良いかもしれません。
ただし低温火傷には十分注意して下さい!
家を留守にする時は暖房を消すべき?
よほど寒い日でなければ、留守時の暖房は消しましょう。
電気代が凄いことになりますし、火を使うストーブなどは危ないですからね。
エアコンは数時間の外出であれば付けっぱなしでも大丈夫だと思いますが、丸1日空ける時は消した方が良いです。
長時間の留守時は、誰かに来て貰うのがベスト。
無理なら猫ホテルなどに預けることも検討したいです。
余談:外飼い猫の寒さ対策は?
これまでの寒さ対策は、「完全室内飼い」を想定してきましたが、中には「外飼い」の猫もいますよね。
それでは、外飼いの猫は寒さに耐えることができるのでしょうか?
私が青森県内の農家で働いていた時、雇い主さんの自宅で「完全外飼いの猫」がいました。
まだ2~3歳のオス、短毛種でしたが、比較的寒さには強かったようです。
北国青森では氷点下10℃を下回ることもしばしば、それでも完全な外飼いで冬を越すことができました。
ただいくつかの寒さ対策はしていましたね。
- 段ボールやフェルト生地で出来た猫ハウスを用意し、中に毛布を敷いて上げる
- 猫用ホットカーペットを敷いてあげる
- 水は必ず氷るので、新しい水を頻繁に用意してあげる(お湯で割ることも)
もちろん、この猫がたまたま寒さに強かっただけだと思われますので、基本的には「室内飼い」をして快適な生活を送らせてあげて下さいね。
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まとめ
一言で猫といっても短毛・長毛・身体の大きさ・年齢・健康状態などさまざま違いがあります。
飼い猫のことをよく観察し、毎日体調の変化を見逃さないようにして、こまめに温度調整してあげることが大切ですね(^^)
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