「私の猫ちゃんは添い寝してくれるけど、これって私はどう思われてるのかな?愛されてるの?単にベッドが好きだから?暖かいから?」なんて、色々考えちゃいますよね。
今回は、あなたの愛猫ちゃんがどういう気持ちで添い寝をしているのか、
また「添い寝は嬉しいけどこれは困ったなぁ」とあなたが感じている悩みや疑問についても解説しちゃいます(^o^)
目次(クリックで移動)
猫が飼い主と添い寝するとき、猫はどういう気持ちなの?
猫が添い寝するのにはちゃんと理由があります。
主に3つの理由をまとめてみました。
猫は飼い主に甘えたい!飼い主を母親だと思っている
飼い猫はいくつになっても“子猫気分”のままと言われています。
子猫が母親猫に甘えるのと同じように、飼い主にも甘えるようになります。
親に守られながら眠ると安心ですよね?
飼い猫が一緒に寝てくれるのは、飼い主を信頼してくれている証拠でもあるんですよ(*^^*)
飼い主を縄張りの一部だと思っている
猫は家の中にも自分の縄張りを作ります。
「昼に寝る場所」と「夜に寝る場所」が異なっていることも多く、昼間は単独で寝ていても夜になると飼い主のベッドで寝る猫も多いですね。
つまり、猫から見たら『自分の縄張りに飼い主が居る』という感覚なのです。
単に居心地が良いだけ
猫は快適な居場所を捜すのが得意ですから、家を探検しているうちに「ここが居心地良い!」と知ってしまうと、飼い主のベッドで寝るようになります。
また冬は飼い主の布団が温かいので一緒に寝ているという理由もあります。
猫が添い寝する位置で飼い主との関係が分かる?
猫が添い寝するだけである程度の信頼関係があることは分かりますが、実は寝る位置によって信頼度に違いがあるんです。
いったいどういうことなのでしょうか?
信頼度が高いほど顔の近くで寝る
一般的には、信頼関係が高いほど顔の近くで寝て、足元で寝る場合は警戒していると言われています。
でも、全ての猫がそういう理由で場所を決めているとは限りません。
「飼い主の寝相が悪くてだんだん避けるようになった」という理由や、
「夏は暑くて足元に寝るけど、冬は布団の中で並んで寝る」という理由もあるのです。
また、布団の上(お腹の上辺り)で寝る猫や股間で寝る猫など様々あり、いずれにしても飼い主さんを信用していることは間違いありません!
あとは『猫の好みによる』というところですね^^
猫の添い寝に関する飼い主の疑問と心配を解決!
猫が添い寝してくれるのは、飼い主にとって最大の幸せだと思います。
でも、嬉しいだけでなく心配な事も沢山あるのではないでしょうか?
ここではそんなあなたが疑問や不安に感じていることをまとめてみました。
疑問1:添い寝は一度始めたらずっと続けるの?
ずっと続ける猫もいれば、やめる猫もいます。
我が家の三姉妹猫は、はじめの5日間は毎日添い寝しにきましたが、それ以降は猫だけで寝るようになりました。
ただ、朝方になるとごはんをおねだりしに布団に入ってきます。
一度添い寝が習慣になったらずっと添い寝を続ける猫もいますから、やはり「その猫次第」ということになります。
添い寝をやめたからといって飼い主を嫌いになったわけではないので、安心して下さいね^^
疑問2:寝ている間に布団で粗相しない?
粗相をしてしまう原因として、『猫用トイレが汚い』ことがあります。
これは添い寝時に限らず、日中にも言えることですから、トイレの掃除はこまめにしておきましょう。
きちんとトイレ掃除をしているのに粗相してしまう場合は、次のような原因が挙げられます。
- 羽毛布団はふかふかで気持ち良く、トイレと勘違いしてしまう
- 去勢手術をしていないオスの場合は、粗相ではなく「マーキング」をしてしまう
- 老猫の場合は失禁することもある
羽毛布団に粗相をするという猫は案外多いので、そういう場合は布団を変えるしかありません。
オス猫は去勢手術をするのが一番ですね。
老猫はやはり添い寝はせず、専用のベッドで寝て貰う習慣をつけてあげましょう。
疑問3:寝ている間に猫を踏んだりしない?
これは管理人も、添い寝初日はかなり気を遣いました。
足元に寝ていたので、寝返りする時もそーっと気付かれないようにしたのですが、
猫はとても敏感なので離れてもピタっとくっついてきます。
あまりにも猫を気にしていては飼い主が寝不足になってしまいますので、ここは割り切って気にせず寝てしまいましょう!
添い寝を続けるうちに、徐々にお互い慣れていくものです。
あまりにも寝相が悪い飼い主の場合は猫が一緒に寝なくなることもあるので、その時は諦めるしかありません(^^;
疑問4:添い寝してくれる猫としてくれない猫の違いは何?
添い寝してくれない理由としては、次の二つが挙げられます。
- 元々持っている性格(自立心が強い、束縛を嫌う)
- 飼い主を完全に信用していない、警戒している
警戒心は時間が経てば解決してくれることもありますが、元々持っている性格は変えることは困難です。
どうしても一緒に寝たいと思っても無理矢理布団に入れることは不可能ですから、日中は積極的に遊んであげるなど地道に信頼関係を築いていきましょう!
疑問5:猫と一緒に寝てアレルギーや寄生虫は大丈夫?
猫アレルギーの誘発物質を元々持っている人は、突然発症する可能性がありますので、病院などで事前に調べておきましょう。
また、猫に寄生虫を駆除する予防注射をしていても、人に感染する可能性のある病気もあります。
添い寝による感染症を防ぐためには、次の5つについて注意して下さい。
- 猫のノミ、ダニなどを駆除し、定期的に検診を受ける
- 部屋の換気をよくし、殺菌効果のある空気清浄機も利用する
- 寝ている間も人間と猫の口同士がくっつかないように気を付ける
- うがいをする
- 猫ひっかき病を予防するために爪を切る
これらのことを習慣化しておくと良いですね。
疑問6:突然添い寝しなくなったら原因は?
今まで添い寝してくれていたのに、突然寝てくれなくなったというケースもよくあります。
理由として、次の5つが挙げられます。
- 夏で暑くなったから
- 家中を動いている間に居心地の良い場所が他に見つかったから
- 飼い主の寝相が極端に悪いから
- 猫か飼い主の体調が悪いから
- 飼い主との信頼関係が崩れたから
それぞれの状況を注意深く見ていれば、理由も分かってくるはずです。
もし信頼関係が崩れたのかな・・・と思ったら、猫に嫌われる行動をしていないか、一度振り返ってみて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
猫が添い寝してくるのは色々な理由がありますが、
あなたを信頼しているから・好きだからという気持ちがあるのは間違いありません。
普段から愛情をたっぷり注いであげれば、ますます信頼関係が深まっていくことでしょう(*^_^*)
「猫の気持ちを読み解く方法」と「猫のあなたへの本音を知る方法」を別の記事にまとめましたので、是非ご一読下さい↓↓
猫の気持ちを知る方法は?あなたへの本音が分かる仕草・行動まとめ!