初めて猫を飼おうとするとき、どんな毛色の猫を選ぶか悩みますよね?
猫は色の種類だけでなく、個体によって色の組み合わせや模様も無数にあり、見ているだけでも楽しくなってしまいます♪
今回は、数ある猫の毛色の中でも日本で最も人気な『茶トラ猫』についてご紹介します。
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「茶トラ」は実は「赤」または「オレンジ」だった?
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「茶トラ」とは、写真を見ると「茶色」「シマシマ模様」であることが一目瞭然ですが、語源を知らない人は多いのではないでしょうか?
まずは「茶トラ」を英語で何というのか、どのような柄なのかご説明します。
「茶トラ猫」を英語で言うと「red tabby cat」
日本語では「茶色」といいますが、実は英語だと「赤」になるんですね。
また、「オレンジ」と表現することもあり、「orange tabby cat 」とも言われます。
日本語のまま「brown tabby」とすると「キジトラ」の意味になり、別の種類になってしまいますのでご注意下さい。
「茶トラ猫」は全身が薄茶色で縞模様が入っている猫
「red tabby cat」のうち“tabby(タビー)”というのは「シマシマ模様」のことで、茶トラの場合は「マックレル(シマシマ模様)タビー」と呼ばれています。
つまり、最も一般的な茶トラ猫は『レッド・マックレルタビー』に分類することができるんです。
因みに、アメリカンショートヘアの代表柄である『クラシックタビー』は「渦巻き模様」になっていて、茶トラとは違う柄に分類されます。
茶トラ猫は甘えん坊で人懐こい?
茶トラ猫で最もよく言われる性格として「人懐こさ」や「甘えん坊」があります。
これは、茶トラ猫にはオス猫が多いからだと思われます。
個体差はあるものの、オス猫はメス猫に比べると甘えん坊が多いのは事実のようですね^^
抱っこが好きで飼い主さんとのスキンシップを好むようです。
茶トラ猫はオス猫が多いって本当?
「茶トラ猫」といえばオス猫が多いのは有名な話ですが、メス猫は居るのでしょうか?
茶トラ猫は身体が大きい子が多いと言われている
私も以前から「茶トラ=大きい」というイメージがありましたが、その理由は「オス猫が多いから」になります。
ただ理由はそれだけでなく、「よく食べるせいで太ってしまった」ということも大きいようですね。
◆茶トラ猫が太ってしまう理由
●甘えん坊であるために、飼い主もつい甘やかして食べ過ぎる
●おっとりした性格のため運動量が少ない
などの理由があるのかもしれません。
茶トラ猫にもメス猫はいる?
茶トラ猫の性別の割合は、遺伝的に『オス:メス=8:2』くらいと言われています。
同じく珍しいと言われている「三毛猫のオス」ですが、こちらはオス猫が産まれる確率が非常に低く『0.003%(三毛猫3万匹に1匹)』とも言われています。
ですから、「茶トラのメス」も珍しいものの、「三毛猫のオス」に比べれば探しやすいと言えるでしょう。
茶トラ猫を飼うのに向いている人は?
それでは、どんなタイプの人が「茶トラ猫」を飼うのに向いているのでしょうか?
「猫の好きな毛色ランキング」とともに「茶トラ猫と一緒に暮らすポイント」もご紹介します。
茶トラ猫は「好きな毛色」ナンバーワン!
2017年2月22日の「猫の日」、アイペット損害保険株式会社が猫飼育者263名を対象に、猫に関するアンケート調査を実施しました。
アンケートでは「好きなパーツ」や「猫の困るところランキング」なども調査していますが、ここでは「猫の好きな毛色ランキング」に絞ってご紹介します。
順位 | 項目 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 茶トラ | 36.5% |
2位 | キジトラ | 30.0% |
3位 | 黒 | 28.1% |
4位 | 三毛 | 26.6% |
5位 | グレー/ブルー | 22.8% |
6位 | 白黒 | 22.1% |
7位 | 白 | 16.7% |
8位 | キジトラ白 | 10.3% |
9位 | 茶トラ白 | 10.3% |
10位 | サバトラ | 8.0% |
11位 | サビ柄 | 6.5% |
12位 | 白茶 | 6.1% |
茶トラ猫を飼うのに向いてる人はどんなタイプ?
茶トラ猫は甘えん坊でスキンシップが大好き、つまりそういう性格の人に向いています!
抱っこが嫌いな猫が多い中、茶トラ猫は抱っこが好きな子が多いので嬉しいですよね^^
でも、一緒に暮らすには気を付けたいポイントがあるんです。
◆茶トラ猫と一緒に暮らすポイント
●甘えてきたらちゃんと構ってあげる、たくさん遊ぶ
⇒甘えん坊ということは、構ってあげないとストレスを溜めてしまいます。一人暮らしの人や、長時間家を空けることが多い人には向いていないかもしれません。
●食べさせ過ぎには注意、運動もさせる
⇒ただでさえオス猫が多く身体が大きいのに、肥満になったら持ち上げるのも大変な重さになってしまいます。食事のお世話は完全に飼い主の責任ですから、体重管理は怠らないようにしましょう。
まとめ
- 茶トラ猫は人懐こく甘えん坊が多い
- 茶トラ猫は遺伝的にオス猫が多く、大きくなりやすい
- 茶トラ猫は日本で人気ナンバーワン、抱っこ好きには良いかも
いかがでしたか?
茶トラ猫の魅力が少しでも伝われば嬉しいです(^-^)