猫には色々なタイプがあります。
新しい家にもあっという間に慣れて人間と仲良くできる猫もいれば、慣れるまで何日もかかる猫もいます。
もしあなたの家に新しく迎え入れた猫が「控え目でおとなしい猫」だったら、どのように接してあげれば良いか戸惑うかもしれません。
この記事では、控えめでおとなしい性格の猫の特徴と、仲良く暮らすための注意点について解説します!
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控えめでおとなしい性格の猫の行動は?
初めて家に連れてきたとき、なかなか打ち解けるのに時間がかかるのがこのタイプの猫。
我が家の三姉妹猫の中では、『ラム』がこのようなタイプです。
どんな行動をするのか、特徴を5つ挙げてみました!
警戒心が解けるまでに時間がかかる
比較的警戒心が強く、初めての物や人・家にはなかなかすぐに慣れません。
我が家のラムの場合は、初めて家に来てから3日間くらい、ごはんとトイレ以外は姿を隠してしまいました。
その頃はちょっと離れた場所から怯えたような目つきでじっと見ていましたが、徐々に撫でても逃げなくなってきました。
実は好奇心が強い
控えめで大人しいからといって、いつもじっとしているわけではないんです。
ラムちゃんは誰よりも高いところが大好き!
こうやって、上から部屋を見渡して面白いものがあればじーっと見つめます↓↓
屋根裏や天井裏を探検しに行くことも多いんですよ♪
ごはんはゆっくりと、自分の分だけ食べる
このタイプは、ごはんを食べるときもおとなしいですね。
ラムは自分の分を食べきる前に、他の姉妹猫に横取りされてしまうこともあります。
おかげで一匹だけ目立って小柄な(細い)猫になってしまいました。
おもちゃは他の猫に譲って順番待ち
飼い主と遊ぶとき、真っ先におもちゃを持ってくるのは活発で人懐っこい猫です。
我が家の場合は末っ子気質のリンですね。
ラムは、自分から先に遊ぼうとはせず、リンが飽きるのを待っています。
遊び方もあまり飛び跳ねたりすることなく、指先でちょいちょいおもちゃをいじるだけということもあります。
突然怒ることもある?
人が変わった、ならぬ「猫が変わった」状態になるのもこのタイプ。
ふだんはおっとりして喧嘩はしませんが、夜の大運動会が始まれば「追いかける側」に変わるんです。
普段はやられっぱなしのリンに飛び掛かって毛をむしることも(笑)
控えめでおとなしい猫と仲良く暮らすための注意点は?
このタイプの猫と仲良くなるには、最初の一週間が肝心です!
具体的にどのようなことに注意すればよいか、4つ挙げてみました。
猫が新しい家と飼い主に慣れるのを待つ
警戒心が強い猫は、新しい家に慣れるまで時間がかかります。
どこかに隠れてしまったとき、無理に連れ出したり追いかけたりすれば嫌われてしまいます。
「この家は安心!」だとわ分かれば徐々に近付いて来ますから、焦らず気長に待ちましょう。
甘えたいタイミングを見逃さない
慣れてしまえば他のタイプの猫と同様に飼い主に甘えてきますが、やっぱりアピールも控えめです。
甘えたいときも、分かりやすく「ニャ~」と鳴くことは殆どありません。
ですから、飼い主が猫の気持ちに気づいてあげる必要があるんです。
飼い主のそばに近寄ってじっと座っているときや、ゴロンとお腹を見せた時は甘えたいの合図かも。
でも、人懐っこいタイプと同じように長時間撫でられるのは苦手なので、相手のペースに合わせるようにしましょう!
同居猫にごはんを取られないように気を付けて
ごはんを食べるのがゆっくりなので、同居猫に横取りされることがあります。
特に生後1年未満の食欲旺盛な時期は、しっかり食べられるように飼い主がフォローしてあげましょう。
多頭飼いなら、ごはんは別々の食器に入れてあげたほうが良いですね。
同居猫が近付こうとしたら、食べないように見張っておきましょう!
遊ぶ時間はしっかり持つ
控え目な猫は、同居猫がおもちゃで遊んでいても横取りすることなく順番を待っています。
我が家の場合は活発なリンが一番最初に遊びますが、しばらくすると自らラムにおもちゃを譲ることがあるんです。
これは生まれたときから常に一緒に育った姉妹同士だからこその行動かもしれませんね。
同居猫が気を使ってくれないタイプであれば、やはり飼い主のフォローが必要になります。
別の部屋に連れていって見えない場所で遊ぶのも良いですね。(もちろん嫌がったら連れ出さないように!)
遊ぶ時間をしっかり持てば、控えめな猫さんからも愛されるようになりますよ♪
まとめ
最後にもう一度おさらいです。
◆控え目でおとなしい性格の猫と仲良く暮らすためのポイント
- 猫が新しい家や飼い主に慣れるまで、焦らず気長に待ちましょう
- 「甘えたい」のサインを見逃さないようにしましょう
- 同居猫にごはんを横取りされないようにフォローしてあげましょう
- 一緒に遊ぶ時間をしっかり持ちましょう
いかがでしたか?
色んなタイプの猫ちゃんの気持ちを分かるようになって、更に幸せな猫生活を楽しんでいきましょう(*^_^*)